トライアウトに合格しプロ選手を目指して練習に励んでいる内海煌莉さん=10日、福井県南越前町の今庄365スキー場

 福井県鯖江市の内海煌莉(うつみ・きらり)さん(小学5年)がスノーボード・スロープスタイルのプロ選手を目指して練習に励んでいる。2月に14歳以下で公式大会出場の条件となるトライアウトに県内で初めて合格。競技を始めてまだ2年という11歳は、大人も出場する大会で上位入賞を重ねており、夢への軌跡を描き続けている。

 スノーボードが趣味の父勉さん(42)の影響で幼い頃から滑りを楽しんでいた煌莉さん。スロープスタイルに目覚めたのは2年前だ。富山県の練習施設に訪れた時、平昌五輪にも出場した藤森由香選手らの練習風景を偶然目にした。かっこよく大ジャンプを決める姿を見て、自分も跳んでみたいと思った。

 スロープスタイルは、レールなどの障害物と、エア(技)を見せるジャンプ台が設置されたコースを滑る競技。けがの危険があるため14歳以下が公式大会に出場するためにはトライアウトを受けパスする必要がある。

 「子どもがやりたいことを応援したい」という勉さんの車に乗り、月2回は県内外のスキー場へ練習に回った。夏場も県外の練習施設に行ったり、インターネットの動画を見たりと欠かさずトレーニング。昨年、福井市のチーム「エスペランサ」のメンバーとして競技者登録した煌莉さんは今年2月に新潟県であったトライアウトで合格した。日本スノーボード協会によると、福井県内在住で14歳以下のトライアウトに合格したのは煌莉さんだけだという。

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