母親のあとを追い、元気よく泳ぐカマイルカの赤ちゃん(奥)=福井県坂井市の松島水族館(提供写真)

顔を出して気持ちよさそうに泳ぐカマイルカの赤ちゃん=27日、福井県坂井市の越前松島水族館

 昨年8月に誕生した「カマイルカ」の雌の赤ちゃんの一般公開が27日、福井県坂井市の越前松島水族館で始まった。母親を追ったりじゃれ合ったりとプールを元気いっぱいに泳ぐ愛らしい姿が楽しめる。

 母乳で育った赤ちゃんは誕生から7カ月を迎え、現在の体長は1メートル55センチ、体重は90キロ。生育は順調という。2月から入館者に見てもらうなどして人間に慣れる訓練をしてきた。人への警戒心が薄れ、母親から離れて自由に泳ぐことができるようになったため、正式に公開することにした。さらに訓練することで、2、3歳ごろには来場者と触れ合えるという。

 新潟県から訪れた関川佳鈴さん(9)は「赤ちゃんは気持ちよさそうに泳いでいる。ジャンプしたりしてかわいい」と笑顔を見せた。

 同水族館によると、全国の水族館にいるカマイルカは、定置網に迷い込むなどした個体を保護したケースがほとんど。子育て経験のない母親も多く、繁殖の成功例は国内で数少ないという。同水族館の松原亮一展示課長は「親子で楽しく泳ぐ姿を見られるところは国内でも数少ない。授乳の様子などを見てほしい」と話している。

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