地価が上昇しているJR福井駅周辺の商業地=福井新聞社ヘリから撮影

 国土交通省は27日、公示地価(2018年1月1日時点)を発表した。福井県では市町別の平均変動率で福井市の商業地が前年比プラス0・3%となり、1992年以来26年ぶりに上昇した。JR福井駅周辺の上昇幅拡大がけん引しており、北陸新幹線延伸を5年後に控え再開発が相次いでいることや、ハピリンの集客も好調なことなどで活性化している。

 県内全体では、全用途の平均変動率がマイナス1・1%(前年はマイナス1・3%)となり、依然マイナスながら下落幅は8年連続で縮小した。住宅地はマイナス1・2%(同マイナス1・4%)、商業地はマイナス1・0%(同マイナス1・2%)で、共に前年より下落幅が縮小した。

 都市計画区域のある14市町の135地点を調査した。前年より地価が上昇したのは住宅地15地点(前年は11地点)、商業地7地点(同3地点)で、いずれも増えた。景気回復を背景に、上昇地点は福井市以外にも広がっている。

 上昇率が最も高かった地点は、住宅地が福井市木田1丁目でプラス2・9%、商業地が同市中央1丁目の「旧石川屋」でプラス5・1%。1平方メートル当たり最高額となったのは、住宅地が20年連続で同市宝永3丁目で9万4600円、商業地が26年連続で同市中央1丁目の「宝石時計の武内」で34万2千円だった。

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