初の準優勝に輝いた女子北陸のメンバー=名古屋市の日本ガイシスポーツプラザ弓道場

 弓道の全国私立高校大会は3月23~25日、名古屋市の日本ガイシスポーツプラザ弓道場で行われ、福井県勢はトーナメント戦で女子北陸(細川茉奈美、五十嵐紗華、嘉川楓香)が県勢最高の準優勝に輝いた。

 女子は65校が出場し、1チーム3人で争った。

 北陸は予選で8中し、上位16校による決勝トーナメントに進出。伊那西(長野)との1回戦を7―7から同中競射で競り勝つと、2回戦で誠信(愛知)、準決勝で高知学芸を下した。決勝は東京成徳深谷に9―11で惜敗した。

■質高めた練習結実

 2017年12月に弓道場が全焼する不運に見舞われた北陸弓道部。全国私立高校大会で女子が過去最高の成績を収めた。坪田恭幸監督は「満足な練習ができず、ブランクがあった中でよく頑張ってくれた」と感慨深げだった。

 大会には、弓や矢など全国から支援を受けた道具で出場。会場では他校からの多くの声掛けや弓をもらうなど選手たちも感動したという。

 昨年12月以来、県立武道館に出向いて週1、2回の練習のほか、学校の廊下で弓を引いたり教室で理論を学んだりと、諦めずに質を高めてきたことが実を結んだ。4月から県内の大会が始まる。弓道場の再建はまだだ。坪田監督は「多くの支援のおかげで弓道ができている。できるだけのことをやっていきたい」と話していた。

関連記事