法面が崩れ、大量の土砂でふさがれた県道=25日午前8時55分ごろ、福井県越前町道口

土砂崩れ現場(福井県越前町)

 25日午前5時45分ごろ、福井県越前町道口の県道越前織田線で土砂崩れが起きていると通行人から110番通報があった。県丹南土木事務所鯖江丹生土木部は同町道口―上山中間約4・5キロを全面通行止めとした。けが人はいないもよう。

 同土木部によると、現場は「越前トンネル」の南西約400メートル。法面(のりめん)が高さ約70メートルの位置から崩れ、幅8・5メートルの道路を約40メートルにわたって完全にふさいだ。発生した土砂の量は約5千立方メートルに上り、重機で撤去作業を進めているが復旧の見通しは立っていない。

 一帯の法面は、道路から高さ約30メートルまでモルタル吹き付けを施し、さらに上部約30メートルが「モルタル吹き付け法枠」といわれる格子枠状の鉄筋とモルタルを組み合わせた工法で斜面を強化していた。モルタル吹き付け法枠部分と、その上部約10メートルにあった杉林の計約40メートルが崩れたらしい。同土木部で原因を調べている。

 同県道は越前海岸の同町越前地区南部と織田地区を結ぶ。海岸線への通行は北側の国道365号を迂回するよう、町の防災行政無線などで呼び掛けている。

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