北陸新幹線芦原温泉駅舎デザインの推薦案として決まったB案「あわら温泉の癒しと旅情が漂う駅」

 福井県あわら市は20日、「市地域ブランド戦略会議」を市役所で開き、北陸新幹線芦原温泉駅舎デザインの推薦案をB案の「あわら温泉の癒しと旅情が漂う駅」に決定した。ガラス面はすだれ状に細い板を設けるなど、温泉の街を感じさせる和の雰囲気が漂う。26日に鉄道建設・運輸施設整備支援機構大阪支社に回答する。

 駅舎デザインについて市は、「あわらの大地に湧き出(いで)る贅の駅」をコンセプトに同機構に要望、昨年11月に3案が示された。

 昨年11月から今年1月にかけて実施した市民アンケートでは、落ち着いた色合いや和風な趣が、情緒あふれるあわら温泉の雰囲気に合うなどとして、B案が回答者の7割の支持を集めた。

 同会議は佐々木康男市長をトップに観光関係者や学識経験者、住民代表らで構成。市が、アンケート結果や駅周辺整備計画を検討している「芦原温泉駅周辺賑わい創出協議会」の意見を踏まえ、B案を推薦案とすることを提示した。メンバーから反対意見はなく、決定した。

 付帯意見として▽開放的な大きなガラスを設置し駅構内を明るい色彩にする▽ユニバーサルデザインを取り入れる▽県産の木材や伝統工芸品を活用-などを機構側に求めることを決めた。

 会議後、佐々木市長は「あわら温泉の情緒に合っていていい。今後は開業効果を市内外に波及させるため、駅周辺の機能やソフト面を充実させたい」と話した。

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