山田和雄氏

 共産党福井県委員会は19日、2019年夏の参院選福井選挙区に同党県常任委員で新人の山田和雄氏(50)=福井市花堂北2丁目=を擁立すると発表した。国政挑戦は5度目で、16年夏の参院選比例代表以来となる。

 山田氏は福井県庁で記者会見し「森友、加計問題は安倍政権による国政の私物化といえる。こうした政治は、1日延びれば1日分の富が失われる。参院選に至るまで国民の怒りをかきたて、政治を変える」と決意を語った。

 特に重視する政策として、憲法を守り抜くことと、安倍政権を追い詰めて政治への信頼を取り戻すことを掲げた。消費税率引き上げの中止と、原発ゼロの決断、平和外交の確立にも力を注ぐとした。

 16年夏の参院選で山田氏は、野党共闘の実現によって挑戦の場が選挙区から比例代表に移った。山田氏はその経験を踏まえ「(選挙準備の)活動期間を長くすることで、前回選挙で足りなかった部分を埋めたい」と述べた。次期参院選の野党共闘に関しては、南秀一県委員長は「前向きな政策合意、政権合意をはっきりさせ、統一候補で戦う取り組みを進めたい」と話した。

 山田氏は春江工業高卒。党北越地区常任委員などを経て、1995年から旧三国町議を3期11年務めた。

 次期参院選福井選挙区を巡っては、自民党現職の滝波宏文氏(46)が改選を迎える。

関連記事