問題となったユーチューブの投稿動画の一場面(一部加工)

 JR福井駅近くの交番前で覚醒剤に見せかけた白い粉入りの袋を落として逃走し、警察官に追跡させる動画が「ユーチューブ」に投稿された事件で、偽計業務妨害の罪に問われた福井県越前市、自称広告業鹿谷大治被告(32)の公判が19日、福井簡裁(小川正照裁判官)であった。被告人質問が行われ、動画再生による広告収入が約10万円だったことが明らかになった。

 「ユーチューバー」を名乗っていた被告は昨年8月、「覚醒剤いたずらドッキリ」と題した動画を投稿し、130万回以上再生された。広告収入10万円の使い道を検察側に問われると、鹿谷被告は「銀行に入っている。まだ考えていない。放置している」と述べた。

 動画投稿の目的は、覚醒剤撲滅を啓発することと、固定視聴者であるチャンネル登録者を増やすことの半々だったと語った。

 被告は簡裁から受けた罰金40万円の略式命令を不服とし納付せず、正式裁判に移行した。
 

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