検討会が推薦する一乗谷朝倉氏遺跡や大本山永平寺の唐門をモチーフにした駅舎デザイン案

 2023年春に開業する北陸新幹線福井駅舎のデザイン案を協議する福井市の有識者検討会は19日、一乗谷朝倉氏遺跡や大本山永平寺の唐門をモチーフにした「悠久の歴史を未来へつなぐシンボルゲートとなる駅」を推薦すると東村新一市長に報告した。東村市長は推薦案を承諾し、26日に鉄道建設・運輸施設整備支援機構に伝える。

 市が要望したデザインコンセプト「太古から未来へ~悠久の歴史と自然がみえる駅~」に基づき、昨年末に鉄道・運輸機構から3案が提示されていた。市民らから寄せられた1646件の意見を踏まえ、13日の検討会で協議、決定した。

 検討会委員長の川上洋司福井大大学院教授が市役所を訪れ、「アオッサ、広場、えちぜん鉄道福井駅舎がある東口全体の空間と調和している」「長い間、良さが発揮できる」と推薦理由を説明。付帯意見として▽縦格子、窓枠、ゲートのさらなる風景への調和▽ホームからの眺望確保、採光の配慮▽地域産材と伝統工芸品の活用-などを求めた。東村市長は「機構にしっかり伝えたい」と応じた。

 鉄道・運輸機構は回答を受け、新年度に同案を軸に実施設計に取り掛かる。

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