モスクワのロシア外務省に呼び出され、対抗措置の通告を受けたロシア駐在の英国大使=17日(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシア外務省は17日、英南部で起きた元ロシア情報機関員らへの神経剤襲撃事件に絡み、英政府がロシア外交官23人の国外追放処分を決めたことなどへの対抗措置として、ロシア駐在の英外交官23人を国外追放処分にすると発表した。北西部サンクトペテルブルクの英総領事館の閉鎖も決定。ロシア駐在の英大使を外務省に呼び出し、通告した。

 襲撃事件を巡ってロシアの責任を追及する英国と、無関係と主張するロシアが真っ向から対立、外交官追放の応酬に発展した。英ロ関係は昨年12月、英外相が5年ぶりにロシアを訪問するなど関係改善の兆しがあったが、険悪化が決定的となった。

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