ジャスティン・ティンバーレイク『マン・オブ・ザ・ウッズ』

 グラミー賞10冠に輝くスーパースター、ジャスティン・ティンバーレイク4作目のアルバムです。2月4日に行われたスーパーボウルのハーフタイムショーでも圧倒的な人気を見せてくれた37歳。ミッキーマウス・クラブでのデビューが93年ですから4半世紀のキャリアを持つ大ベテラン・アーティストと言えましょう。90年代後半ポップ界の頂点にたったボーイズ・グループ「イン・シンク」のリード・ヴォーカルを経て02年にアイドルのイメージを打ち消すソウルフルな歌唱でソロ・デビューを果たしました。これまで4枚という少ないリリースは映画俳優としての活動がその理由。

 さてソロ・デビュー作と同じティンバランドとファレル・ウィリアムスのプロデュースで制作された本作は彼のポップス・スターとしてのキャリアがそのままサウンドに反映された傑作といえます。全てのポップスのスタイルを包含したサウンド、ポップスの基本であるメロディーそしてフィジカルな歌唱が印象的です。

(ソニー・ミュージック・2500円+税)=北澤孝

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