福井県は1月中旬に入り、まとまった降雪で積雪になり、2月7日には147cmを記録しました。37年前の56豪雪では2月7日は135cmでしたから、それを上回ったことになります。その後は大雪にはならず3月7日には積雪ゼロとなりました。

 今年は西太平洋の赤道付近の海水の温度が高くなるラニーニャ現象が起きており、インドネシア付近の積雲対流活動が平年より活発になったと考えられ、これにより亜熱帯高気圧が強められ、亜熱帯ジェット気流と寒帯ジェット気流が日本付近で南に蛇行して、冬型の気圧配置が強まったと考えられると、気象庁の異常気象分析検討会はまとめています。


 北半球天気図で大気の動きを見ますと、バイカル湖付近の寒気は日本付近に南東して冬型が強まり、1月中旬に雪を降らせた後東へ移動せずに北上して再び日本付近へ舞い戻って1月下旬に大雪を降らせ、さらに2月上旬に大雪を降らせました。日本付近は気圧の谷が続き、シベリア東部から中国東北部は寒気のたまり場になったのが今回の大雪の原因です。今回の大雪は昭和56年豪雪と比較されますので降雪量を比較しました。(表5)


 2月は全県で気温は平年より1度以上低く、日照時間は地域により多いところや少ないところとなりました。


 降雪量は小浜は少なく、その他は平年の2倍を超すところがありました。最深積雪は全県で多く福井や武生は4倍ほど多く、九頭竜と武生は観測年数が30年未満ですが1位を記録しました。

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