【10年前のきょう・2008年3月12日】県立恐竜博物館は十二日、勝山市北谷町の手取層群の白亜紀前期(約一億二千万年前)の地層から、同一個体の小型獣脚類の恐竜と考えられる多数の骨化石を、部位ごとの関節部がほぼつながった状態で発見したと発表した。獣脚類の骨化石が一カ所に密集して見つかったのは国内初。一方、昨年までに上腕骨や大腿(だいたい)骨などの化石が発見されている竜脚類について、恐竜の食物の消化を助けるため胃の中に蓄えていたとされる胃石二個を国内で初めて確認した。

 同博物館は、二〇〇七年七月十四日―八月三十一日に第三次発掘調査を実施。脊椎(せきつい)動物化石約千二百点のクリーニング作業を進めていた。

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