福井など4県のLGBT支援団体が活動を報告し連携を確認した北陸地方会議=1月27日、石川県金沢市

 性的少数者(LGBT)への理解を深め、権利を守る動きが、福井県をはじめ北陸地方で活発になってきた。1月下旬には北陸4県の支援団体が集い活動報告。福井県からは2団体が参加し、投票に関する性別欄の記載などについて、県内の各選挙管理委員会にアンケートしたことなどを紹介した。当事者からは「カミングアウト(公表)しにくい」という意見があり、各団体は連携しながら、誰もが住みやすい地域を目指していくことを確認した。

 ■レズビアンカフェ

 「スタッフの働き掛けで、証明書類から性別欄が削除された」「月に1度、レズビアンカフェを開いている」「行政との協働事業として、小中学校向けの啓発活動を行っている」。1月27日に金沢市内で開かれた「LGBT支援北陸地方団体会議」には、北陸4県の関係者ら約20人が参加した。

 福井県の支援団体「ELLY福井」は仁愛大学園祭での啓発活動、鯖江市JK課と連携したごみ拾い企画などを紹介。投票の際の性別記載に関するアンケートや、その回答についても説明した。

 会議後は、お互いに名刺交換をするなどし、今後の連携を確認。福井の参加者は「地域ごとの課題を知ることや、実践例の共有は大事。他県の取り組みを参考にしたい」と話した。

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