東日本大震災の津波で破壊された岩手県釜石港の防波堤=2011年4月

 東日本大震災の津波で破壊された港湾内の「防波堤」の復旧工事が進み、北海道から茨城まで6道県27カ所の国有分が今春、被災前の状態まで完全復旧する。青森から千葉まで6県100カ所にある自治体所有の防波堤(国土交通省所管分)も、6月には全ての修理を終える見通し。国は、震災前より津波に強い構造で防災力の強化を図るほか、港湾を中心とした地域経済の活性化で復興を後押ししたい考えだ。

 防波堤は、陸地に造る「防潮堤」とは異なり、主に港湾入り口付近に設置して波を抑え、湾内を穏やかにする役割がある。

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