ピンク色の花を咲かせ、青空に映える紅梅=6日、福井市中央公園

 福井県内は6日、好天で雪解けが進み、一時147センチに達していた福井市の観測地点となる福井地方気象台敷地内の積雪は1月9日以来、約2カ月ぶりになくなった。

 福井市中央公園では紅梅が咲き始め、広がった青空にかれんなピンク色の花が映えた。

 梅が咲いているのは2016年に工事が完了した北側エリア。5本あるうち1本は、2月の大雪で激しく枝が折れてしまった。つぼみや、ほころび始めたものがほとんどだが、折れた木の近くの1本だけ開花が早く、思いを継いだかのように濃いピンク色の花が“鈴なり”になっている。

 同市の女性(86)は「大雪で咲くかどうか心配していたが本当にきれい。やっと春が来ましたね」と足を止め見入っていた。

 福井地方気象台によると、1月10日から積もり始めた雪は同13日に77センチに達した後、消えることなく、2月7日に147センチを記録。3月は雨や高温が続き、40センチ以上が一気に解けた。

 福井市豊島2丁目の同気象台では6日午前10時ごろ、観測機器がある芝生の大半が姿を現し、積雪ゼロとなった。

 積雪記録は56日連続となった。同気象台によると、三八豪雪(1963年)は3月20日まで80日連続、五六豪雪(81年)は3月21日まで99日連続だった。

 6日午後8時現在、各地の積雪は越前市武生10センチ、南越前町今庄34センチ、大野市51センチ、大野市九頭竜163センチとなっている。

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