福井市の足羽山公園遊園地に整備されるふれあい動物舎のイメージパース

 福井県福井市が足羽山公園遊園地(ミニ動物園)に整備を進めているふれあい動物舎の概要が明らかになった。動物の生息環境を再現した展示室を設け、カピバラや手のひらサイズのサル、ナマケモノなどを放し飼いする。来園者と動物を隔てる仕切りはなく、生き生きとした姿を間近で楽しむことができ、触れることもできる。

 3月1日に開かれた市議会建設委員会で理事者が説明した。

 足羽山魅力向上事業の一環で、動物舎整備の事業費は新年度当初予算で4229万円を計上。今秋開幕する福井国体までのオープンを目指している。

 施設は半分がガラス張りで鉄骨2階建て。延べ床面積は約315平方メートル。動物の展示室は121平方メートル。中央に島を再現し、周囲を小川や擬岩で囲むほか、擬木や本物の植物も植え、自然に近い環境を演出する。

 展示は13種30匹程度を検討。カピバラ3匹をはじめナマケモノ2匹、手のひらサイズのサル「コモンマーモセット」4匹、大きなくちばしが特徴のオニオオハシ、オウギバトなど。動物への餌やりも体験できる。オープンに向け、購入した動物を人に慣れさせるには約2カ月間かかる。

 ナマケモノとオニオオハシは希少なため、購入できるかどうかは市場の流通次第だという。

 吹き抜け構造で、2階の多目的ホールからは窓越しに動物を見ることができる。当初予定していた2階から1階に緩やかに降りるスロープは、滑りやすくなる冬場の危険性を考慮し取りやめた。

 担当者は「自然環境を再現した臨場感を楽しみながら動物に親しんでほしい」と話している。

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