雨の中、卵塊の上に姿を現したニホンアカガエル=5日、福井県坂井市

 6日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。冬ごもりから目覚めた虫たちが、温まった地面からはい出してくるころとされる。福井県坂井市の同市海浜自然公園内の池ではニホンアカガエルの産卵が始まり、鈴なりの卵塊を見ることができる。

 福井地方気象台によると、5日の県内は南から暖かく湿った空気が流れ込んだ。坂井市三国町の最高気温は15・2度まで上昇し、4月中旬並みとなった。

 同市の越前松島水族館の稲木明浩副館長によると、産卵は1日ごろからで、雪の影響で昨年より1カ月ほど遅いという。雨の一日となった5日は、池の一つには、こぶしより一回り大きい卵塊が20個ほど並んでいた。卵は今月下旬からふ化し、5月中旬以降、オタマジャクシからカエルになるという。

 6日の予想最高気温は福井市9度、敦賀市10度、大野市7度と平年並みに戻る見込み。

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