岩手県から迎え入れた2匹のポメラニアン。家族の話題の中心だ=福井県内

 産まれてすぐ予約金を支払い名前を付ける。引き渡しは2~3カ月後。その間、両親や兄弟犬とともにのびのびと育ち社会性が育まれる。この業者からは家族構成や、昼間留守にするのかどうかなどを細かく聞かれた上「対面でしか渡さない」と言われ「逆に気に入った。信頼できるなと思った」と内藤さん。迎えに行ったときに兄弟犬とじゃれ合う姿を見て安心したという。

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 内藤さんが業者選びに徹底的にこだわったのは、あるペットショップで「どう見てもポメじゃない子」がポメラニアンとして売られていたのがきっかけ。ネットで調べると交配管理がずさんな業者がいること、血統書がいいかげんな場合があることなどの情報が流れていた。パピーミル(子犬工場)のことも知り、対極にある「シリアスブリーダーを探した」。時間と労力を惜しまず、犬種の保存に努める業者たちだ。

 杉本彩さんは「どうしても犬種や猫種にこだわるなら、その犬種を愛し、守るために繁殖している優良なブリーダーから迎えてほしい」と話す。「時間をかけて飼いたい動物のことを調べ、知識を得て迎える準備をすることが大切」と飼い主の心構えにも注文をつけた。

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