「立憲民主党の県内組織を立ち上げるため活動する」と話す野田富久県議=2日、福井県庁

 福井県議会の野田富久議員(70)は2日、福井県庁で会見し、3月中にも立憲民主党の県内組織を立ち上げる意向を明らかにした。1日に民進党県連副代表の辞表と離党届を同党県連に提出した。野田氏は「民進の中央の動きには失望した。立民の理念は私と近い。リベラル勢力の一翼を担う組織的なアクションを起こしていく」と述べた。

 野田氏は福井市選挙区選出で現在6期目。民進県連によると、辞表と離党届は受理していない。20日に開催予定の県連役員会に諮り、協議することにしているという。

 会見で野田氏は昨年10月の衆院選で、民進を通じて希望の党からの立候補を目指したが公認が得られず断念したことや、今年2月の民進の党大会で党改革について熱意すら感じなかったとし、「民進に未来はあるのか。自公政権に変わる大きな流れをつくるには至らないと判断した。座して待つよりも、出て活路を見いだそうと決意した」と離党の理由を説明した。

 その上で「県民の意見をしっかり受け止めながら、福井県内でリベラル勢力の潮流をつくる」と述べ、立民の県内組織立ち上げに向け活動するとした。「既に立民から入党の打診がある。現在、複数の市町議らと協議している」と話したが、入党や組織立ち上げの日程については明言を避けた。

 今後は「理念や基本政策が同じである民進県連とは連携していく」と強調。希望の斉木武志衆院議員(比例北陸信越)とは、「憲法改正や安全保障、在日外国人の地方参政権付与について、私と考えが共有できるなら引き続き支援していく」とした。

 立民本部によると、17都道府県で地方組織が設立されている。

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