【10年前のきょう・2008年3月1日】農業に取り組む全国の女性らでつくるNPO法人「田舎のヒロインわくわくネットワーク」(坂井市三国町、山崎洋子理事長)の全国集会が一日から東京の早稲田大で始まった。農業者と大学生、食品や農業の企業関係者らが将来の食や農業、農村の将来像について意見を出し合った。

 集会は二日間開かれ、全国から約三百人が集まった。会場の全員で討論するフォーラムディスカッションでは、耕作放棄田、農業者の高齢化など農村の課題に対し、グリーンツーリズムや直販で都市や消費者との距離を縮めようという取り組みなどが紹介された。

 企業側からは、「国産という枠に収めず世界的な視野で適地適作を考えていいのでは」とアルゼンチンで大豆の有機栽培に取り組んでいる状況が紹介されたり、学生からは「生活スタイルに合わせおいしいコメが簡単に味わえる食品の工夫を」などの意見が出ると、会場の農業者から反論が飛び出し、約三時間にわたって活発な討論が繰り広げられた。

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