生徒会の役員から優勝を祝う花束を受け取った安野未彩部長(手前左)と五十嵐裕子顧問(同右)=27日、福井市の福井商業高

 チアダンスの全米大会「ジャムズ・オールスター・ダンス・ナショナルズ」のバラエティー部門で初優勝した福井商業高チアリーダー部「JETS」の優勝報告会が27日、福井市の同校で開かれた。部長の安野未彩さん(3年)は「出場したことがない大会で不安もあったが、本番では心を一つに、今までで最高の演技ができた」と感謝を述べ、クラスメートや教職員らは大きな拍手でJETSの新たな一歩を祝福した。

 同校体育館で開かれた報告会には、優勝メダルを首にかけた部員28人と五十嵐裕子顧問が晴れやかな笑顔で入場。1、2年生と教職員の約600人が拍手で出迎えた。

 大原陵路校長は「自分の手でチャンスを生かせた。素晴らしい精神力。JETSの新しい歴史の1ページが刻まれた」とたたえた。生徒会長の有田空矢さんは「皆さんの素晴らしい成績は県全体に大きな感動を与えてくれた。この感動は冬季五輪にも負けなかった」と言葉を贈った。

 渡米直前の1週間は豪雪の影響で全体練習ができなかったが、部員同士がスマートフォンのアプリで個人練習の動画を共有し、アドバイスを送り合って最終調整した。報告会を終えた安野部長は「本番で久しぶりに全員で踊れることが楽しく、その気持ちが優勝につながった」と余韻をかみしめていた。

 JETSは昨年まで米オーランドでの全米選手権を5連覇していたが、今年は参加部門への日本からの推薦枠が無くなったため、23日に米ラスベガスで開かれた別の全米大会に初出場。バラエティー部門出場13チーム中の頂点に立った。

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