英語の問題冊子などが配られ、試験開始を待つ受験生=25日、福井県永平寺町の福井県立大学永平寺キャンパス

福井県内国公立3大学の前期試験受験状況(25日)

 国公立大学2次試験の前期日程が2月25日、全国の各大学で始まった。福井県内では福井大学、福井県立大学、敦賀市立看護大学が県内外合わせて12会場で試験を実施、“春”を目指し計2290人が挑んだ。2月上旬から中旬にかけての大雪で「気になって受験勉強に集中できなかった」という声もあったが、「雪かきが気分転換になった。(試験は)やりきった」と笑顔を見せる受験生もいた。

 この日、前期日程の試験を行ったのは全国160大学549学部で、22万6668人が受験した。県内3大学の受験者と受験倍率は、福井大が1275人で2・8倍、福井県立大は805人で5・3倍、敦賀市立看護大は210人で8・4倍となった。

 大雪は受験生にも影響を及ぼし、学校で授業や補習を受けられなかったり、塾に通えなかったりして、勉強に集中できなかったと漏らす受験生も少なくなかった。一方で羽水高理系男子は「雪かきして気分転換した」と前向き。高志高理数科男子は「今日は雪も落ち着いて渋滞もなかった。ほっとした」、武生高理数科女子は「五輪のカーリング女子の銅メダルに勇気をもらった」と張り切り、試験会場に向かった。

 福井県立大永平寺キャンパス(永平寺町)では午前10時すぎ、英語の問題と答案冊子が配られ、受験生は緊張した面持ちで机に向かった。県内3大学によると、大きなトラブルはなかった。

 試験を終えた受験生たちは解放感をにじませ、吉報を願った。福井大工学部を受験した大分県の男子は「古里から遠いけれど、原子力に関わる仕事がしたくて選んだ。長かった受験期間を終えたい」と話した。「数学や物理で近年の傾向とは違う出題があり焦った。後期日程もあるので、帰って勉強します」(武生高理系男子)と気持ちを切り替える受験生もいた。

 県内3大学は、26日に面接がある福井大医学部を除き、25日で前期日程を終えた。合格発表は敦賀市立看護大が3月2日、福井大と福井県立大は6日。後期日程は12日以降に141大学446学部であり、県内3大学は12日に行う。一部公立大の中期日程は8日から17大学22学部で実施する。

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