甲斐師団長から当時の国道8号の状況を聞く小此木八郎防災担当相(中央)=24日、福井県あわら市

 福井県嶺北地方を中心とした記録的な大雪を受け、小此木八郎防災担当相を団長とする政府調査団は24日来県し、国道8号の立ち往生現場の視察や西川一誠知事らと意見交換をした。小此木担当相は「(意見交換での)踏み込んだ話をしっかり受け止めて、関係省庁と話し合いを重ねる」と述べ、政府一丸で対応していく考えを強調した。

 県庁で行われた意見交換には、福井、大野など嶺北10市町の首長らが同席し、冒頭以外非公開で行われた。

 西川知事は「五六豪雪以来37年ぶりの豪雪となり、多数の死傷者が発生した。多くの農業用施設が損壊するなど、甚大な被害が発生している」と現状を説明。▽除排雪経費などへの財政支援▽雪に強い道路整備▽災害時の燃料供給に向けた体制づくり―など8項目を要望した。

 意見交換後、小此木担当相は記者団に「倒壊したハウスなど、自分の目で確認できたことは問題解決の一つになった。何とか手をさしのべていきたい」と述べた。

 意見交換に先立ち、小此木担当相は、一時約1500台が立ち往生した国道8号などを視察した。あわら市熊坂の国土交通省除雪基地では、除雪などに当たった陸上自衛隊第10師団(名古屋市)の甲斐芳樹師団長(陸将)が「県警、国交省と連携しながら、除雪や燃料補給に当たった」と任務を説明した。

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