除雪作業中に死亡した男性オペレーターが乗っていた重機=10日、福井市

 福井県によると、4日からの大雪の人的被害は死者12人、負傷者は重傷24人を含む110人の計122人に上った(23日午後5時現在)。死者12人のうち11人は50歳以上で、除雪作業中の事故によるものが多かった。雪に埋もれた車内での心肺停止は3人だった。建物は床下浸水や半壊、全壊など99件、パイプハウス倒壊は872棟(同日午後3時現在)に上った。

 死者12人のうち、屋根からの転落など除雪作業中に亡くなったのが7人。水路への転落もあった。3人は雪に埋もれた車内での心肺停止で、うち1人は19歳だった。1人は自宅裏で雪に埋もれ、1人は除雪車内で亡くなった。

 重傷は24人、軽傷は86人。死者、負傷者の計122人は、1981年の五六豪雪の149人(死者15人)、2006年の176人(同14人)は下回った。

 建物被害では住家が、用水路から水が流れ込んだ床下浸水、半壊、一部損壊など計33件。車庫や物置など非住家は66件だった。パイプハウスは県内3700棟のうち、872棟が倒壊した。

 福井地方気象台によると、大雪の影響で2月6日の福井市の1日の降水量が61・5ミリとなり、1897年の観測開始以降、2月の最高値を記録した。

関連記事