大雪からの挽回に向け、ズワイガニやミズガニなどの料理をPRする今村真美子副会長=22日、福井県越前町の旅館「うおたけ」

 また大雪の間、沖合は強風も吹き荒れて漁の頻度も落ちていただけに、漁業者にとっては水揚げ量とともに価格が低下するという二重のダメージとなった。同漁協幹部は「これから戻るのか、さらに下がるのか見当がつかない」と危機感を募らせる。越前がに漁は3月20日の漁期終了まで1カ月を切り終盤にさしかかっていて、客のキャンセルで危機感を共有する観光関係者らと連携して消費のPRを行うことで巻き返しを図りたいという。

 報道機関向けの広報活動はミズガニ漁が19日に解禁されたのに合わせ、同町厨の旅館「うおたけ」で行われた。同町観光連盟会長の内藤俊三町長や今村真美子副会長(越前海岸観光協会連合会長)、同漁協の小林利幸副組合長らが「町内では雪による大きな被害もなく収束に向かっている。雪の心配はせず、たくさんの方に来ていただきたい」と訴えた。

関連記事