敦賀原発3、4号機増設予定地と美浜原発の地図

 日本原電は、東京電力福島第1原発事故後に工事が中断している敦賀原発3、4号機の増設予定地(福井県敦賀市明神町)について、関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の安全対策工事に使う資材の置き場として4月から1年間、関電に貸す契約を結んだことが2月21日分かった。政府が原発新増設の方向性を示さない中、原電は増設工事の再開が当面ないとして土地貸しを容認したとみられ、最大2年間貸す可能性がある。

 関電によると、40年超運転を目指す美浜3号機では防潮堤設置工事や海水ポンプ室の耐震補強工事のため今後、約20万立方メートルの大量のコンクリートを使う予定。コンクリート用骨材の石灰砕石などを前もってストックしておく必要があるが、美浜原発構内は狭く置き場がないため、周辺で用地を探していた。

 敦賀3、4号機の予定地は美浜原発と同じ敦賀半島にあり、骨材置き場として必要な約2万7千平方メートルの広さが確保できることから、関電が原電に打診した。契約は有償。関電は工事が完了する2020年1月ごろまで2年間程度借りたい意向だが、増設計画に進展がある場合などは賃借を解除する条項が含まれているという。

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