「貨客混載」列車の出発式でお披露目された長良川鉄道の車体。ヤマト運輸のクロネコマークが描かれている=21日午後、岐阜県関市

 ヤマト運輸と長良川鉄道(岐阜県関市)は21日、宅配便を鉄道の旅客車両に載せて運ぶ「貨客混載」事業を始め、関駅(同市)で出発式を開いた。宅配業界では人手不足が深刻化しており、ヤマトは配送を効率化できる。長良川鉄道は運賃以外の収入を得られる。

 関駅―美並苅安駅(同県郡上市)の片道約23キロで平日1日1便実施。美並苅安駅からはヤマトのドライバーが運ぶ。ヤマト側には約2時間の時間短縮になるという。鉄道にヤマトの従業員は同乗しない。

 長良川鉄道の日置敏明社長は式典で「沿線の人口が減る中で、列車を有効活用できる手段」と述べた。

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