清水邦広選手

 「福井の顔。精神的な柱であり、けがを負ってもチームには必要」。バレーボール男子元日本代表の清水邦広選手=福井工大福井高出身=は20日、右膝のけがで全治12カ月と発表された。福井国体出場が危ぶまれる状況に、県内関係者は奇跡的な回復を願っている。

 福井県成年男子の坂本欣弥監督は「選手として出場できなくても精神的な柱として必要。プレー以外でも彼の果たす役割は大きい。現時点で外すことは考えていない」と断言。「大きなけがではあるがトップアスリートだから回復も早い。とにかく早期回復を期待している」と話した。

 清水選手は2016年末に右足の甲を疲労骨折。リハビリをへて、昨年10月開幕のV・プレミアリーグで復活したばかり。昨年末には、福井国体に関して「現役の間に福井国体で県代表に選出されるという巡り合わせはなかなかない」と語り、「やっぱり出るからには優勝しかない」と目標を口にしていた。

 福井県バレーボール協会の西川正彦理事長は「何よりも本人が一番つらい。けがから復帰した今季は高いパフォーマンスを発揮していただけに、非常に残念」と清水選手の心情を思いやり「復活を祈るばかり。前を向いて、再起してほしい」と願った。

 4月14日に福井市で行われるふくい桜まつりの「越前時代行列」で、柴田勝家役として出演することが発表されているが、まつりの実行委員会によると実際に出演できるかどうかは未定という。

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