スーパーアドバイザーらの指導を受け、合同練習に励む高校生たち=1月6日、福井市の足羽高武道場

 レスリングの福井県勢は昨年の愛媛国体に14人が挑んだ。5位内に7人が入賞し、競技別天皇杯は25点(参加点を除く)の19位。上昇の余地はまだ残されている。成年男子の大学生らは各種大会で実績を上げ、少年男子の高校生は関東の大学などに出げいこし、力をつけている。女子は昨年春、実力者が県勢に加入した。少年男子監督で、県協会の西田耕一朗強化委員長(県立盲学校職)は「全選手の入賞を目指す」と話す。

 ■攻め方が増えた

 少年男子の強化指定選手は中高生14人。2016年度は、ロンドン五輪日本代表監督の伊藤広道氏らスーパーアドバイザーを招いた合同練習会を軸に、基礎技術を磨いた。17年度からは実戦を重視。日体大、専修大など県勢選手が所属する大学のほか、自衛隊などへ毎月1度のペースで出げいこし、個々のスキルを高めている。

 大学での練習を昨年初めて経験した松居俊伍(敦賀気比高1年)は「個人的に技や筋トレの仕方を教えてもらえ、攻め方が増えた」と話す。冷静な試合運びが武器だが「思い切りのよさがまだ足りない。そこを変えていきたい」とさらなる成長を目指す。

 全体のレベルも底上げされている。昨年は全国高校総体や全日本ジュニア選手権など、各種大会で上位に食い込む高校生が目立った。今年3月の全国選抜には北信越大会で団体優勝した敦賀気比が出場。個人戦には敦賀気比、若狭東、足羽、福井農林の計11人が挑む。上位に食い込み、国体へ弾みをつけたい。

 ■工夫して練習

 成年選手も頼もしい。代表格は、昨年末の全日本選手権男子フリースタイル86キロ級を初制覇した白井勝太(日大)。国体後の東京五輪も見据え「勝って当たり前と言われるような選手になりたい」と向上心は無尽蔵。愛媛国体成年男子フリースタイル61キロ級準優勝の前田頼夢(日大)も注目選手。大学生は各所属先で鍛錬に励む。

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