馬術総合優勝に向け、練習する吉村英喜(右)と政兼実佳=昨年11月28日、福井市の福井ホースパーク

 馬術は成年男女、少年の3種別があり、昨秋の愛媛国体(会場・兵庫県三木市)で福井は入賞ラッシュ。男女総合11位に入り、人馬一体の戦いに手応えをつかんだ。勢いに乗り、今秋の福井国体(会場・静岡県御殿場市)は1968年の1巡目福井国体以来、50年ぶりの総合優勝を狙う。

 ■入賞得点「80点」

 「80点は取りたい」。県馬術連盟の吉村喜信理事長は総合優勝に向け、入賞得点の目標を掲げた。人馬ともに駒はそろっており、「地元開催で全種目に出場できる優位性を最大限生かしたい」。選手と馬の組み合わせが増えるため、馬の負担も考慮してコンビを決めるという。

 得点源は、演技種目の馬場馬術。愛媛国体は出場した全4種目(自由演技馬場馬術も含む)で入賞した。全種目に出られる福井国体は3種別で2種目ずつあり、「番狂わせが少なく、得点のベースになる」と吉村理事長。その上で「当てにならない部分がある」という障害飛越での得点加算をもくろむ。

 成年は男女ともに充実の顔ぶれだ。男子は1巡目福井国体に高校生で出場し、総合優勝に貢献した“レジェンド”吉村理事長が健在。監督兼選手で出場した愛媛国体はルードシャネロとのコンビで馬場馬術6位、自由演技馬場馬術3位とダブル入賞した。

 経験豊富な主将の吉村英喜(福井ホースパーク)と政兼隆(福井工大職)に加え、新戦力の仁田原知毅(福井工大)の存在も大きい。愛媛国体ではスピードアンドハンディネス3位と実力を示した。

 女子は2014年長崎国体の二段階障害飛越で優勝した政兼実佳(福井ホースパーク)と16年岩手国体の自由演技馬場馬術4位、17年愛媛国体の馬場馬術5位に入った天谷幸枝(金井学園職)が中心。大野暢子(福井工大)にも入賞の期待がかかる。

 ■競技力アップ不可欠

 吉村理事長は「総合優勝の鍵を握るのは少年。競技力アップが不可欠」と言い切る。3種別の中で最も多い9種目があるからだ。

 馬場馬術の中込樹(福井工大福井高)と障害飛越を得意とする上田瑠威(同)は国体入賞を経験し、二本柱として期待される。昨年国体初出場した中村信清(同)のほか、舛井楓(同)や中学生もおり、底上げを図っている。

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