宿泊のキャンセルが相次ぎ閑散とした旅館のロビー=8日、福井県あわら市内

 記録的な大雪による福井県内の死者が、17日に大野市と勝山市でそれぞれ1人確認され計11人となった。観光にも影響が広がり、あわら温泉の予約キャンセルが5~14日の10日間で延べ1万1千人を超えた。このうち半数の約5400人が9日からの3日間にキャンセルした。

 県によると、あわら温泉の予約キャンセルは、あわら市が75人以上宿泊できる22軒の状況を調べた。回答があったものを集計したところ、5~14日の10日間で2695件、延べ1万1043人となった。内訳は5~8日の4日間が3235人で、3連休を翌日に控えた9日の金曜が1340人、10日の土曜が2017人、11日の建国記念の日は2091人だった。12日の振り替え休日と13、14日の3日間は2360人。15日以降の分は現時点では不明だが、キャンセルの合計がさらに増えている可能性がある。

 対応策として県は、あわら市や市観光協会などと連携を強化。28日から3月5日まで大阪市で開かれる「越前・若狭の物産と観光展」でPRするほか、3月初旬の東京での出向宣伝実施に向けて調整している。

 嶺北のガソリンスタンドは17日午前10時時点で全230店が営業した。農業用ハウスの倒壊は16日午後5時時点で714棟。市町別では坂井市263棟、福井市216棟、あわら市131棟などとなっている。

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