火が出た線路横の熱風式融雪装置=14日午後10時20分ごろ、福井市月見1丁目のJR貨物南福井駅

 14日午後9時50分ごろ、福井市月見1丁目のJR貨物南福井駅構内にある熱風式融雪装置から出火した。約35分後に消えたが、福井-敦賀間の特急、普通計10本が一時運転を見合わせた。大雪の影響も含め最大1時間41分の遅れが発生し、約1500人に影響した。火災によるけが人はなかった。福井県警福井南署やJR西日本金沢支社が原因を調べている。

 同署によると、出火したのは、線路の切り替えポイント付近の積雪を溶かす装置。吸気筒を通じて地上から空気を取り入れながら、地下で灯油を燃焼し、発生させた熱風を樹脂製のダクトを通して地上に送り、ポイント部分に当てている。

 同支社によると、南福井駅には熱風式融雪装置が36台設置されている。燃えた装置は別の場所で使われていたものを昨年9月に同駅に移設、今冬から稼働していた。出火当時は稼働中だった。

 同支社は「ご迷惑をお掛けして申し訳ない。原因を調査し再発防止に努めたい」と話し、同駅構内に設置された全装置の点検を今後実施する方針。

 同駅構内にある別の熱風式融雪装置では11日、燃料の灯油約700リットルがタンクから漏れて近くの川に流出した。同支社は、除雪車の羽根が装置に接触し、配管が破損したためとしていた。

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