チョコが山積みになったバレンタインデーの特設売り場=14日、福井市の西武福井店

 福井県内の記録的な大雪は、今年のバレンタインデー商戦にも大きな影響を及ぼした。福井商工会議所は売れ行きが低調に終わったとし、「販売機会の損失は甚だしかった」と分析。当日の2月14日を迎えても小売店には多くのチョコレートが売れ残り、売り場担当者は返品を検討していた。

 福井市の西武福井店は1月24日から特設売り場を設けたが、「大雪の影響で例年より入場者は少ない」と担当者。2月14日は雪が収まるのを見計らっていたように“駆け込み”の女性客が列をつくったものの、品切れのアイテムは一部のみ。担当者は「日持ちする商品は引き続き販売する。それ以外はメーカーへの返品になる」と声を落とした。

 同会議所には、市内の菓子店からも「バレンタイン商品の準備はすべて整っているのに売れない」と窮状を訴える声が届いた。「例年なら商戦が最も書き入れ時となる10~12日も、大雪の影響が残って客足が少なかった」とし、代替のキャンペーンなどを検討している。

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