2017年度全国体力テストの福井県種目別結果

 種目別結果をみると、福井県は持久力の指標となる20メートルシャトルラン、瞬発力の指標となる立ち幅跳びでそれぞれ1位を独占した。すべての種目で全国平均を上回り、県教委は「準備運動で柔軟性の向上を図っているほか、県内のトップアスリートを各校へ派遣し指導している成果」と分析、18年度も継続していく。

 20メートル間を往復し持久力を測るシャトルランは、福井県の小学5年男子が64・99回(全国52・24回)、女子は55・40回(同41・62回)、中学2年男子は94・98回(同85・99回)、女子が68・63回(同59・14回)で、いずれも全国平均を大きく上回った。持久走は中2男女ともに全国平均より約17~24秒速かった。

 福井県の過去8回の結果と比べると、小5女子と中2女子の上体起こし、小5女子の20メートルシャトルラン、中2女子の反復横跳びで最高となった。県教委は「練習すれば伸びる種目なので、子どもたちの粘り強い努力が表れた」と評価した。

 一方、課題の一つとなっていた握力は徐々に向上し、小中男子が順位を上げた。県教委では、手のひらを開いたり閉じたりする「グーパー体操」を全公立小中学校で取り入れている効果が表れたとみている。

 また、全国体力テストに合わせて行われた運動習慣や生活習慣に関する調査で、体育の授業を「楽しい」「やや楽しい」と答えた中学2年は、男子87・5%(全国平均88・2%)、女子82・8%(同83・1%)で全国平均に届かなかった。県教委は授業の改善を進め「楽しくないと運動を継続しない。(今秋開催の)福井国体を通じ興味を深めてもらい、習慣づけたい」としている。

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