【10年前のきょう・2008年2月14日】二校存続か統合かで揺れ続けていたあわら市の中学校問題で同市会は十四日、全員協議会を開き、金津、芦原両中の「二校存続」を認めることを全市議で確認した。ただ「両中とも改修」を前提としている。二校統合を議決していた市会が、二校存続を認めたことで、市民を二分し市長選にまで発展した同問題は、決着に向け動き出した。

 全員協議会は、東川継央議長をはじめ全市議二十一人が出席、非公開で約二時間半行われた。冒頭で、金津、芦原両中とも改修ならば二校存続を認める、との意見が多数を占めた十二日の特別委の協議内容が報告された後、解決策について議論した。

 東川議長によると、「二校存続を認める方向で全員が一致した。芦原中の改築にこだわっている議員はいなかった」という。どの時点で二校存続を正式決定するかは、十九日の全員協議会で決める予定。

 同問題は、二〇〇五年十二月に松木幹夫前市長が二校統合を打ち出し、市民に賛否が巻き起こり、昨年四月の市長選にまで発展していた。橋本達也市長は市長選で「金津中改修、芦原中改築による二校存続」を公約に掲げていた。

 市長選後、対立していた市会が初めて二校存続を認めたことに対し、橋本市長は「市長選で市民が示した二校存続の意思を、非公式とはいえ市会が追認したことは大きな一歩。なるべく早く正式決定をいただきたい」と話した。

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