排雪を運び込むトラックで行列ができた足羽川河川敷の雪捨て場=12日午前8時55分ごろ、福井市有楽町

 使える雪捨て場が少なくなると、現場から遠くまで雪を運ばざるを得ないケースが出てくるため、市道路課の担当者は「除雪の効率が落ちる」と影響に気をもむ。企業や店舗からの雪も受け入れてはいるものの、「道路除雪を優先するなら、正直言うと歓迎できる状況ではない」という。

 市は河川敷の指定場所に加え、8日に公園約490カ所、10日夕に小中約30校のグラウンドを追加の雪捨て場として開放した。だが、大型トラックが入れないなどで、12日午前段階で活用されているグラウンドは春山、日之出、河合、豊の4小学校のみにとどまっている。13日からは学校が再開するため、市教委は登下校時間帯の午前7時~8時半、午後2時半~4時は雪を運び込まないよう呼び掛けている。

 一方、福井市西部の路線を除雪する業者は、日野川の不死鳥大橋付近が満杯になったため、狐川の狐橋近くに新たな雪捨て場を確保し、12日から捨て始めた。降雪を見越して約3カ月前から市などに利用できるよう掛け合っていたという。

 業者は、五六豪雪時には学校グラウンドのほかに県庁のお堀も雪捨て場として開放していたといい、「なぜそうした運用ができないのか。対応が後手後手」と不満を漏らしていた。

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