排雪でいっぱいになった足羽川河川敷の雪捨て場=12日午前8時50分ごろ、福井市有楽町

 記録的な大雪で福井県嶺北地方各地の河川敷に設けられた雪捨て場の受け入れ許容量が逼迫してきている。満杯に達して搬入できなくなった雪捨て場もあり、福井市は河川敷に加えて学校グラウンドや公園に受け入れ場所を追加した。連日フル回転の除雪業者側も、雪捨て場の確保に苦労している。

 県雪対策基本計画に基づき県や市町が順次開設した雪捨て場は、嶺北を中心とする52カ所(12日午後6時現在)。県河川課によると、このうち福井市の1カ所、越前市の4カ所、敦賀市の1カ所が満杯となった。

 福井市安田町の不死鳥大橋近くの日野川左岸に市が設けた雪捨て場は、1月の降雪時から稼働しており、運び込まれた雪が河川ぎりぎりまで山積みに。「これ以上捨て場を広げると河川の流れを阻害し、越流の危険も出てくる」(市道路課)として、11日夕に受け入れを止めた。

 市内の河川敷ではこのほか、雪捨て場十数カ所が稼働中だが、同課は「それぞれ満杯に近くなってきている。あとどのくらい受け入れられるかは把握が難しい」と説明する。現場では次々と運ばれる雪をならす作業が追いつかず、複数の運搬車両が路上での待機を余儀なくされる場面も。「捨て場を随時増やしていけるよう、今後の降雪状況を見ながら河川管理者と協議していく」としている。

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