休校に対応するため県内では授業の追加を検討する学校も=11日、福井県鯖江市鯖江中

 福井県嶺北地方を中心にした記録的な大雪の影響で、福井市や坂井市などの小中学校は6~9日まで4日間休校になった。異例の長期休校で欠けた分の授業時間を補うため、鯖江市の中学校は通常6限目までの授業に、7限目の追加を予定。福井市内の中学校でも追加授業を検討するなど、子どもたちには思わぬ余波となりそうだ。

 ⇒【写真】巨大な雪壁の間を下校する子どもたち

 県教委によると、学習指導要領に定められた授業時間は年間35週を基準に設定されていて、県内の学校は年間約40週あるため「ある程度の余裕はある」という。ただ、学校によって行事の組み入れ具合が異なるため、補填(ほてん)は各校の判断になる。

 鯖江市教委は8日、市内の小中学校に対し、必要に応じて授業時間を設けるよう通達した。市内の3中学校では通常50分の授業を5分短縮して45分にするなどして、下校時刻をほぼ変えずに、7限目を加える時間割を予定する。

 同市東陽中では「4日間も休みになると授業の補充をしないと厳しい」とし、昼休みを短縮し下校時刻を10分遅らせるなどして、7限目までの時間割を検討。生徒への過大な負担にならないよう配慮する。学校が再開する13日に説明する予定で「慣れない7限目になるが、生徒や保護者に何とか理解を求めていきたい」という。鯖江、中央中も同様の計画。

 福井市でも大東中の瀧口正之校長は「授業追加は検討が必要だ」と話す。同市教委では各校の授業時間数を精査し、週に1度は5限目までとしている日に6限目を設けることなどを考えていくという。

 多くの学校で6日朝に急きょ決まった今回の休校。追加の宿題もなかった学校も多いという。中1女子の母親は「今回は雪かきを手伝うことが宿題みたいなものかな」と苦笑いする。子どもが3人いる福井市の父親は「大雪の中の登下校を心配するよりは、休校でよかった。また学校が始まったら勉強頑張って」と話していた。

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