岡田准一(中央)が中島哲也監督最新作『来る』に主演。共演は(左から)妻夫木聡、黒木華、小松菜奈、松たか子

 V6の岡田准一(37)が、『嫌われ松子の一生』(2006年)、『告白』(10年)などを手がけた中島哲也監督(58)5年ぶりの新作映画『来る』(19年公開)に主演することが11日、わかった。原作は、澤村伊智氏によるホラー小説『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫)。共演に黒木華(27)、小松菜奈(21)、松たか子(40)、妻夫木聡(37)と、主役級キャストが集結した。

【写真】メガホンをとる中島哲也監督

 愛する妻・香奈(黒木)と結婚式を終え、幸せな未来に胸をふくらませる田原秀樹(妻夫木)。そんな彼の会社にある日、謎の訪問者が。取り次いだ後輩いわく、「チサさんの件で」とのことだが、秀樹の脳裏に疑問がよぎる。チサとは、妊娠した香奈と喜び勇んでつけたばかりの娘の名=知紗。まだ2人しか知らないはずの名がなぜ。訪問者の正体はわからぬまま。“それ”と会話した後輩は謎の死を遂げる。

 2年の月日が流れ、“イクメンパパ”として知紗を溺愛する秀樹の周囲で不可解な出来事が起こりだす。何かに狙われているのではと恐れた秀樹は、知人の伝手でフリーライターの野崎(岡田)と、その恋人で強い霊感を持つ真琴(小松)を紹介してもらうことに。だが、真琴も“それ”を感知した途端、その強大さを思い知るのだった。そして、ついに“それ”にカタをつけるため、真琴の姉で、国内一の霊媒師・琴子(松)をはじめとした神社の神職、沖縄のユタなど、全国から猛者たちが次々に集結してくる。クリスマスの夜。「…来る」、琴子が告げ、遂に“それ”との戦いが幕を開ける。

 中島監督は、原作小説を読んですぐに「映画化したい」と快諾し、1年以上にわたり脚本を執筆。劇団「ハイバイ」を主宰し、岸田國士戯曲賞、向田邦子賞をダブル受賞した気鋭の劇作家・岩井秀人氏も共同脚本として参加した。企画・プロデュースは、『君の名は。』など多くのヒット作品を手がけてきた川村元気氏(39)が務め、「中島哲也監督と『告白』以来、8年ぶりに映画を作れることに興奮しています。『サイコ』『エクソシスト』『シャイニング』など傑作だらけの恐怖映画の歴史に刻まれる作品を目指し、志高く映画を作っていきたいと思います」とコメントを寄せた。

 中島監督作品に初参加する岡田は「同世代の妻夫木聡さん、初めてご一緒させていただく松たか子さん、小松菜奈さん、何度かご一緒させていただいている黒木華さん。皆さまと中島監督の世界でお芝居ができることを今から楽しみにしております」と喜び、「中島監督のホラーということで、怖くて脚本を読むのも大変ですが、作品の中で野崎として生きていけるように頑張ります」と抱負を語っている。そのほかのキャストの意気込みは以下のとおり。

■映画『来る』キャストコメント

岡田准一/野崎役
今回、初めて中島哲也監督とお仕事させていただくことを光栄に思っております。同世代の妻夫木聡さん、初めてご一緒させていただく松たか子さん、小松菜奈さん、何度かご一緒させていただいている黒木華さん。皆様と中島監督の世界でお芝居ができることを今から楽しみにしております。中島監督のホラーということで、怖くて脚本を読むのも大変ですが、作品の中で野崎として生きていけるように頑張ります。

黒木華/田原香奈役
今回の香奈という役は、自分にとって大変大きく今までにない挑戦になります。難しい所もあると思いますが、監督と、共演の方々と共に、自分に無いものと在るものも含めて、最大限に楽しめればと思います。

小松菜奈/比嘉真琴役
中島監督とは私が女優として映画初出演の『渇き。』以来になります。再び中島監督とお仕事できることはうれしさと怖さがあるのは正直な気持ちです。今回私が演じる真琴は、一風変わったキャラクターですが強さと弱さ、正義感、女性らしさを兼ね備えたとても人間味ある人だと思いました。また内面の役作り含め、今回はビジュアルも監督はじめスタッフの方々と相談しながら作りあげたので、現場に入って監督、共演者の方々と共存する中でどんな真琴が生まれるか今からワクワクします。そして、真っ直ぐぶつかっていきたいと思います。

松たか子/比嘉琴子役
中島監督に再び声をかけていただき、うれしい気持ちと、何をどうすればいいのかわからない思いの両方で胸がいっぱいです。でも、魅力的な出演者の皆さんとご一緒できることを、本当に楽しみにしています。撮影が始まるまでに、ゼロになることを恐れず、今のこのいっぱいな心をからっぽにして、現場に向かいたいと思います。

妻夫木聡/田原秀樹役
中島監督がみせるホラーとはどういうものか、僕自身とてもワクワクした気持ちでいます。中島監督の作り上げる世界は幻想的でもあり現実的でもあり、いろんな感情が渦巻いたその世界の中で生きることをいつも楽しませていただいています。本当に怖いものはもしかしたら…と思うような結末は新しいホラーの形となることを確信しています。楽しみにしていてください。

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