大雪の影響で、給油の順番を待つ車の列ができたスタンド=10日午前11時20分ごろ、福井市

 10日の福井県嶺北地方は、9日未明に国道8号が復旧し、幹線道路の除雪も急ピッチで進んでいることで、スーパーやコンビニ、ガソリンスタンド(GS)の物流はほぼ回復。GSは混雑し、小売店は品薄状態が続くが、正常化に向かって落ち着きを取り戻しつつある。

 県の10日午後4時現在のまとめによると、嶺北のGS230カ所のうち134カ所が営業している。うち110カ所では給油量や油種の制限を行っているものの、県は「6割近くで給油が受けられる状態になった」と説明。坂井市三国町の油槽所から国道8号を結ぶ幹線道路の除雪も完了し、徐々に出荷量も増えている。11日からは降雪が見込まれるため、北陸自動車道を活用した県外からの代替供給ルートの確保も検討している。

 スーパーやコンビニの流通も回復している。県によると、食品スーパー各社は嶺北の全88店舗に早朝から配送を始めた。ただ店舗への到着は遅れぎみで、品薄状態は続いている。従業員が雪で出勤できず、商品の仕分け作業が遅れ、配送の遅延につながるケースも出ているという。福井中央卸売市場への入荷量は平常通りで、3連休中も仲卸業者に商品を供給する。

 コンビニは嶺北の288店舗全てに向けて配送が始まった。

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