ずり落ちてきた工場の屋根雪に押され傾いた電柱=8日午後1時40分、福井県坂井市内

 記録的な大雪に見舞われた福井県内は8日、降雪のピークを越えた。大雪による県内の停電などのトラブルを防ぐため、北陸電力は警戒人員を増強し、ライフラインの維持に注力している。

 電気がつかないなどの顧客からの問い合わせや現場対応に備え、待機人員を増やして警戒に当たっている。樹木が雪の重みで電線や電柱に倒れかかると停電の原因となることから、山間部を中心に巡視活動も強化している。

 坂井市内の工場では、自社の電柱がずり落ちてきた屋根雪に押され傾いた。同工場の社員は「工場は屋根の面積が大きくて雪の量が多いため、非常に大きな力になったようだ」と話していた。

 一方、寒い日が続くと暖房利用が増え電力需要は高まるが、今回の大雪では著しい増加はみられないという。北陸電力によると、管内の7日の最大電力需要は495万キロワット(速報値)と、想定の518万キロワットを下回った。

 同社は「大きい工場や商業施設、学校などが休みとなり需要が増えなかったのではないか」と推測している。

 同社への連絡、問い合わせはネットワークサービスセンター=電話(0120)837119。

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