記録的な大雪で入試が延期になった北陸高校=6日午前9時55分ごろ、福井市の同校

 6日に予定されていた福井県内私立高校6校の一般入試の最終日は、大雪の影響で、北陸、仁愛女子、福井工大福井、啓新、福井南の5校の入試が9日に延期された。県私立中学高校協会は6日午前7時前に延期を決定したが、各校には既に受験生の姿も。「受けたかった」という生徒もいる一方、「延期でほっとした」との声も聞かれた。

 坂井市三国中の男子生徒は北陸高を受験するため、午前6時ごろ父親の車で自宅を出発。同校近くまで来て駐車場を探しているときに、同校のホームページで延期を知り「せっかくここまで来たんだから受けたかった」。5時起きで雪かきに汗を流した父親は「前日には雪が降ると分かっていたんだから、前もって中止にしておいてほしかった」と、ほとほと疲れた様子だった。

 啓新高の受験生で、福井市内のホテルに母親と宿泊していた嶺南の女子生徒は、学校へ向かうためのタクシーが見つからず困っているときに、延期を知った。「たどり着けるか心配だった。延期でほっとした。早めに決めてくれてよかった」と話した。

 県私立中学高校協会では前日からJRの運休は把握していたが、6日早朝になってえちぜん鉄道、福井鉄道が始発から運休したため、各校と協議して延期を決めたという。延期した高校の合格発表は13日。

 敦賀気比高は初日の5日に受験生の意向を確認し、朝にかけて積雪がなかったことなどから予定通り実施。グループ面接で集合時刻に差があるが、正午時点で遅刻者はいないという。

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