降りしきる雪の中、雪かきする人たち=5日午後3時ごろ、福井県勝山市元町2丁目

 福井県内各地で再び大雪に見舞われた5日、市街地の積雪が120センチを超えた勝山市が2011年1月以来7年ぶりに雪害対策室を設置するなど対応に追われた。市内の一部地域で給水制限が続く中、寒波は当面居座るとみられ、住民は雪との“格闘”に明け暮れた。

 勝山市の積雪は5日午後4時現在、滝波町1丁目での県の観測で129センチに達した。北郷町では4日朝、工場として使われていた木造平屋が積雪で半壊した。けが人はなかった。

 自宅前の除雪作業を行っていた片瀬の63歳女性は「ひっきりなしに降って排雪場所の確保に困る。また屋根の雪下ろしをしないといけなくなるかも」とぐったりした様子だった。

 市は配水池の貯水量は「通常の水位に戻った」としているが、新たな寒波が来ていることを踏まえ、5日も引き続き給水制限を実施した。今後も天候が落ち着くまで継続する方針で、16区の最大600世帯で水が出にくい、濁るなどの影響が出る可能性がある。一部では断水のおそれもある。

 制限時間中の断水状態が続きポリタンクに水をためてしのいでいる片瀬の65歳女性は、降り続く雪に「いいかげんやんでくれないと(給水制限が)解消されない」とうんざりした表情をみせた。

 給水制限で臨時休業を続けている市民交流センター(片瀬町1丁目)の入浴施設「健康の駅 湯ったり勝山」は、15日まで休業期間を延長した。

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