天然魚にこだわったすしを提供する立ち食いスタイルの「天然本まぐろ ありそ鮨し」。カウンターのタッチパネルで注文する=羽田空港の国際線ターミナルビル

 羽田空港の国際線ターミナルビルに、旅館・料理店経営の雄島館(本社福井県坂井市三国町、道場宏会長)が「天然本まぐろ ありそ鮨し」を出店した。江戸前ずしの立ち食いスタイルで、2010年には同ビルで回転ずし店をオープンしており2店舗目。東京五輪を控え訪日観光客が増加する中、日本が誇る旬の食を手軽に提供する。

 ターミナルビル4階の「おこのみ横丁」に出店。約43平方メートルにカウンター13席を用意した。外国人でも注文しやすいよう、4カ国語(中国語、韓国語、英語、日本語)に対応するタッチパネル式の注文システムを全席に採用した。

 食材は国産の天然魚にこだわり、福井産は甘エビやベニズワイガニ、アマダイなどを扱う。しゃりは赤酢と米酢をブレンドし、本格的な江戸前ずしを目指している。テークアウトもできる。1月31日にプレオープンし、関係者約30人に新店舗が披露された。

 1号店の回転ずし「ありそ鮨し」(約100平方メートル、30席)は「江戸小路」と呼ばれる別の商業ゾーンにある。1カ月の売り上げが約4千万円で空港内の飲食店でトップという。新店舗では月2千万円の売り上げを目指す。

 道場社長は「国際線の利用客は空港内の滞在時間が長く、リピーターも多い。素材にこだわり、すべて天然物で勝負したい」と話し、今後都心部での出店も計画している。

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