電気炊飯器でおいしいご飯を保つポイント

 福井の「いちほまれ」をはじめ全国でブランド米が数多く販売され、自分好みのお米を楽しむ時代。ただ、おいしいご飯を食べるには、炊き方が肝心。家庭に多い電気炊飯器でよりおいしく炊き、おいしさを保つポイントを福井市内の米販売店で聞いた。

 ポイントは四つ。一つ目は米は手早く優しく洗うこと。今は精米技術が優れているのでゴシゴシと強く洗う必要はない。1~2回すくうようにして優しく洗った後、3~5回程度、水を替える。完全に透明にならなくてもよい。水に浸す時間は夏は30分、冬は1時間程度。

 ⇒【画像】すくうようにしてやさしく・手早く

 二つ目は、炊きあがったら、すぐに内ぶたについた水滴をティッシュペーパーなどで拭き取り、ご飯は細かくほぐす。水滴はご飯の変色やにおいの原因になる。ご飯をほぐし空気をまとわせることで、米粒に膜ができ、水分を逃がさないツヤツヤのご飯になる。

 三つ目は、ふたを開けたらその都度、内ぶたについた水滴を拭き取り、ご飯に水滴が落ちないようにする。

 ⇒【画像】内ぶたについた水滴を拭き取る

 四つ目は、炊飯器の内回りは清潔にする。内ぶたが取れる場合はこまめに洗い、内回りや炊飯器の縁を拭く。炊飯器を清潔に保つことでにおいの元になる菌の繁殖を抑える。

 教えてくれたのは、県米穀販売商業組合理事長の山本茂司さん(福井市)。電気炊飯器で炊いたご飯をおいしく保つのが難しいという声を聞き、顧客に聞き取り調査をしたところ、おいしく保っている人は、この四つのポイントを押さえていた。「ご飯をよりおいしくさせて、しっかり食べてほしい」と話していた。

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