【10年前のきょう・2008年2月5日】充電式のリチウムイオン電池で電車を動かす研究に取り組んでいる福井大の荻原隆・大学院工学研究科教授を中心とする産学グループは四、五日の両日、越前市内の福井鉄道福武線でインバーター(直交変換)型の低床型路面電車(LRT)を使った走行試験を行い、実用化に向け好感触をつかんだ。

 これまでは旧式電車(重量約四十トン)で実施。今回は約二十五トンのLRTに合わせ電池の容量を六十キロワット時から十五キロワット時へとコンパクト化。鉄道用としては「世界最軽量の同電池」(荻原教授)の性能を試した。

 使用したLRTは、ブレーキ時のエネルギーを電力に変換し、架線に戻して再利用する「回生ブレーキ」を搭載。今回、架線使用の場合と同じように電力に変換され、バッテリーに充電されるかどうかを確認した。

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