3日午前11時半ごろ、福井県あわら市樋山の北陸新幹線「加賀トンネル」坑内で、会社員大崎徹さん(36)=同市=が会社員梨木一樹さん(32)=同市=の10トンダンプ車にひかれた。大崎さんは同県永平寺町内の病院に搬送されたが、約2時間半後に死亡が確認された。鉄道建設・運輸施設整備支援機構によると、県内の新幹線工事現場で死亡事故が発生したのは初めて。

 県警あわら署や同機構によると、大崎さんは現場の機械や設備を管理していた。現場はあわら市側の出入り口から約50メートル。事故当時、出入り口から約120メートルの地点で掘削作業が行われていた。梨木さんは搬出する土砂を積み込むためダンプ車をバックさせていた。

 工事を行っている共同企業体(JV)は、ダンプ車入坑時に坑内への人の出入りを禁止していたという。あわら署が原因を調べている。

関連記事
あわせて読みたい