解禁初日に釣り上げたサクラマスを手に笑顔を見せる釣り人=1日、福井市上野本町の九頭竜川

 福井県九頭竜川のサクラマス釣りが1日、解禁された。サクラマスは銀色に輝く魚体の美しさや希少さから、多くの釣りファンの憧れ。解禁を待ちわびた県内外の約100人が早朝から詰め掛け、さおを振った。

 サクラマスは、ヤマメが海へ下り成長した魚で、春先に産卵のため生まれた川へ遡上(そじょう)する。九頭竜川は遡上数が多く、聖地と呼ばれている。この日は福井市の高屋橋から、北陸自動車道九頭竜川橋までの約10キロが解禁された。

 福井市上野本町の北陸新幹線の橋りょう建設現場近くに陣取った大宮良太さん(34)=石川県=は、午前7時ごろに約65センチを釣り上げた。「幸先がいい。もっと大物を狙いたい」と笑顔。初めての挑戦で約60センチを釣った藤井晃太さん(25)=岐阜県=は「感動した。みんなに自慢したい」と興奮した様子だった。

 福井市内の釣具店には午後1時ごろまでに4匹の釣果が報告された。「例年より少ないが、大きさは良い」という。九頭竜川の他区間は16日に解禁される。期間は5月末まで。

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