全校児童70人の福井市鷹巣小の休み時間。学年に関係なく、交じり合って遊ぶ=1月、福井市の同校

 2時間目が終わると大休み。全校児童70人の福井市鷹巣小の1年生から6年生が体育館に集まってきた。球技や一輪車、鉄棒―。学年関係なく入り交じる。

 この日の一番人気はドッジボール。途中、こぼれたボールを取りにいった2年生同士がぶつかり、1人が鼻血を出した。「大丈夫?」。6年生がすぐに気付き、肩に手を掛けた。居合わせた教頭に伝える児童。別の児童は教室からティッシュ箱を持ってきた。教頭や5年の担任教師がみんなから話を聞いた。「たまたま当たったんか」「うん」。

 5年の担任教師は3時間目の国語の授業の前に、大休みの出来事を振り返る時間を取った。6年生が保健室まで付き添ったことはクラス全員が知っていた。「大きい子は小さい子を助けてあげような」

 全学年1クラス。大休みや昼休みはみんなで遊ぶ。6年生の男子は「低学年もみんな顔が分かるし仲がいい」と得意そう。鼻血を出した2年生は「高学年とのドッジボールは球が速いから面白い」と早速、昼休みには体育館に現れた。

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